真鍮の止まり木

帰ってくるところ、飛び立つところ/初めての方はカテゴリーの「初めに」をどうぞ

頭の中がうるさい

※自分の希死念慮について、比較的詳細に語っています。同じような苦しみを抱えている人が引きずられて辛い思いをされるかもしれないため、読まれる際はご注意ください。少しでも具合が悪くなりそうでしたら、読むのを中断して自分自身を労ってあげて下さい。…

連休最終日を迎えて

何もしないまま、今年のGW連休も終わりつつある。 休息が十分にとれたというだけで良かったのかもしれない。やりたいことを考えている内に時間が過ぎ、気がつけば夜になるみたいな連休だった。 怠惰な休みだったなと落ち込みそうになる。なんか、何をしたい…

贈与の楽しさ

最近、人に贈り物をする機会が重なった。 ひとつは友人への結婚祝い。もうひとつは親類への記念日祝い。 人に贈り物を渡すという行為が、基本的に好きだ。相手に喜んでもらえるだろうか、こんな贈り物はどうだろうかと、考えを巡らせる時間も嫌いではない。…

2022年1月22日 久しぶりですね

久しぶりにブログという形式でネットの大海に自分の文章を放り出したくなりました。なので、今やっています。 自分の文章はたいして上手くないということに、もうずっと悩み続けている。5年? 6年? 本当に長くしつこく悩みすぎである。 どうでもいいけれど…

世界が回っているように私もまた回っている

端的に言うと酔っていて、酩酊のせいで思考が働かないことがちょっぴり快感だと思えたりする。 今晩は、たまたまそういう気分になった。ただそれだけだ。 思考と思索をやめられないという苦しみに近い習慣がある。ずっと何かを考えていないと生きていけない…

2020年10月10日

タイトルをつけるのが面倒になったら日付をつけたら良いのだと学んだ。いつ学んだんだったか、もう思い出せない。「もうそれでもいいか」と割り切れるだけの年月が経ったことだけはたしかだ。 つまらない文章でも残せるだけマシなんじゃないだろうかと、ポジ…

詩(2020年4月16日)

「ぱちぱち」 赤色、黄色、緑色、さまざまな発露、でこぼこの拳。みんな、みんな、みんな、みんな。二人でつくった玩具の家があって、ここが帰る場所なんだよと、毎日唱えてやり過ごしていた。生きてくためだった。そのためだった。オレンジを塗って、ネイビ…

詩(2020年3月8日)

「近い、青い」 肉体を通る、春風の鋭さ。いつの間にか、昔の君を思い出していた。二人、霧に解けて、道連れは無しにしようよと約束した。ここは涼しいから、忘れてしまう。秋のことも冬のことも。たまに話し掛けて。行き先を気にかけておどおどするのは悲し…

2019年9月15日 外側のポジ、内側のネガ

ネガかポジかって言われたらネガなので割とすぐに自分の身体や精神の限界なんかを考えて身動きが取れなくなってしまうみたいなことを週に何回かやらかしたりする。 性格の傾向の話だ。 どちらかと言えばネガ寄りだからポジな人とは合わないのかと問われると…

2019年9月8日晴れ

言葉を書いている。 私はきっと、「書く」という行為がすごく好きな人間なんだろうなと思う。自分という人間のあり方について考えることがあるが、自己を定義するには、私は言葉をあまりにも知らなすぎると感じる。いつまで経っても足りないなという飢餓感が…

2019年2月17日の記録

たまに、家族から受けた言葉を思い出すことがある。大体いつも、精神状態が不安定になったとき、彼女・彼らから言われた内容を思い出す。 あれらは、「呪いの言葉」だったのだと、今ならわかるのに。あれらはすべて、私を「普通の人」に矯正するための言葉だ…

2018年11月11日の日記

タイトルをつけるのが面倒なので日付にします。そして、書きたいことだけを特に何の脈絡もなく吐き出します。そうすることにします。今日だけでもいいからと決めてそうすることにします。 そういう時期としか言いようがないのですが、毎日のように押し寄せる…

2018年9月7日

ずっと眠いままだ。「胃に優しいものを食べてね」と、人からもらった言葉によって下腹の方がぽかぽかとしている。 ずっと何かに追われていて、目標を見失いそうになる。何をしたいのか、何をすればいいのか、わからなくなりそうだ。

近況報告2018年5月28日

ヘテロには金輪際絶対に入れ込みたくないと思って、決意のままに行動していても、特別に思う気持ちは恐らく隠せていないのだろう。 またやってしまうのか~~~という思いしかない。どうもまたやってしまいそうです。

諦めがつかねぇ話二つ

・その一 「普通」の人間になりたかった。父親や母親が納得する、「普通」の子どもというのに、なってみたかった。 ここで言っている「普通」の人間というのは、物事を何でも卒なくこなせる、失敗しても過度に落ち込んだりしない、感情の浮き沈みが激しくな…

淡いか甘酸っぱいか

事あるごとに反芻するのは、「学童」という場所だった。 あそこは、幼い私が好きな女の子と一緒に遊んだ場所であり、一人遊びを学んだ場所でもある。 あそこには、内側の「私」がいる。いつも、あらゆる出来事の「観客」として、そこにいる。 今でも夢に見る…

雑感2018年4月21日

煙草吸ってるんで、煙草の話をします。 まぁ、去年くらいだったかな?から煙草を吸い始めたんですけど、今でも別にハマっているという感覚はないんですよね。いつでも「まぁ明日吸えなくなってもいっかな」くらいの気持ちでやってます。 ほんと、週に1,2本ず…

活動記録2018年4月16日

最近の出来事 ・胃腸の病気にかかり(微熱により1日ほど休み)、1週間ほどものがまともに食えなくなった ・その後再び熱を出す。更に再び胃腸をぶっ壊し、精神状態が悪化する ・全ての進捗が死ぬ 4月に幸せになる、と言ったのは達成できなくなりそうだったんで…

考えていることリスト①

※備忘録的に残す ・創作表現がステレオタイプや社会的スティグマを強化しうるのか →その可能性はある、と判断するが、明確な論拠は未構築。 ・モラリティへの関心が高い人、あるいは道徳的な人は非常に巧みにインモラルな作品を描くことができる、というのは…

変化の季節か

「幸せに手を伸ばせ」と激励されたら、そりゃもう私は立ち上がるしかないでしょう。春が来た、春が。 新しい出来事がやってくる。信じましょう、始めましょう。 そういう心持ちになったので、やってみます。 愛は常に能動的である。 愛したいなら、私が、自…

君を愛しているから明け渡した

神山季雄という男は私が考えた架空の男です。 キャラメイクするときは私は大体「このキャラは何の『イデア』か」を決めるようにしているんですが、彼は「許容・受容」の「イデア」として創作した男です。 ここで言っている「イデア」とは、キャラメイクをす…

好ましいと望ましいの違い、もしくは現実と理想の溝

「好きなタイプは?」と聞かれる。大体は、その質問の本意とは、「好きな異性のタイプは?」だ。 詳しく答えるならば、私はこう答える。 「好きになりたいタイプは、男女問わず倫理観が合う人。が実際に私が特別に好きになる相手は、女性ならば仕事が出来る…

寝覚めの不確かさ

目覚めたら正午で、ああ寝過ごしたのだなと自覚した。枕元にある、最新バージョンから幾分遅れた携帯には、三件の不在着信が届けられていた。宛先はどれも同一人物からであった。 「菊人さん」 自らの能動的性欲のおおよそ全てが向かう対象を指して、聖也は…

凡庸な厭世感で身体が重い

重い過去があるわけでもない、身を切り裂く程のトラウマを背負っているわけでもない。それでも、毎朝目覚めるたびに、ここに生存しているという現実に絶望する。 2日程前に、「パニック症状」のような状態になった。集団に属していると、衆人から離れたい、…

馬鹿でも良い格好しいでも何でも良いから生活続けようぜ

ぱかぱか煙草を吸ったら頭がすっと冷えて、その瞬間だけは冷静な自分、のような存在になれている気がする。 「頼る人を見つけろ」「他人のことばかり思いやりすぎるな」と、大雑把にはそういうことを友人から言われた。有り難い忠告と提案をもらった。 人に…

先生僕を*してくれ

僕にとってのささやかな「祈り」とは、先生の自室で毎朝目覚めることであった。古書の匂いに満ちた先生の寝具に身を沈め、安心の中で守られているのだと実感できるとき、確かに僕は生きているのだと知った。 生きている、それゆえ私は此処に居てもいい。何の…

お願いだからこんな俺のことは見ないでくれ

資格がなきゃ、泣いたらダメだよ、と優しい私が諭す。私の事、よくわかってるからだ。 ボタボタと溢れる、溢れる。きっかけなんて、何でも良かったの。自罰がやれるのなら、何だって、どうだって良かった。 沢山の「駄目な所」が、六畳一間にばら撒かれてい…

心がぐちゃぐちゃなままで

会社の楽しくない飲み会で、楽しい振りをしているときの自分が滑稽で泣きたくなる。惨めな気持ちになる。恋もセックスも、彼氏も彼女も、気軽に提供できる話題としてテーブルに並べられて振る舞われる。 「美味しいね」 そう言わないとやっていけない気持ち…

人類を、あるいは世界の白を信じさせてくれ

神山季雄という男。 神山季雄という男を知ってくれないか。私が、生涯かけて信奉すると誓った男の名前を、どうか記憶に刻んでいってくれないか。 彼は「善良」が形を持って顕現した存在だ。 彼の柔らかい髪が春を待つ寒風に揺れるとき、彼の人柄のように心地…

美しい思い人を見つめて

今日、Netflixで「CAROL」を見た。女性同士の愛を描いた作品だった。人と人が、性の別なく、心が惹かれるままに愛し合い、求め合うその様がただ美しく、美しいというそれだけで、なんだかひどく泣けてしまった。 車のウィンドウ越しに、相手の姿を探す。そし…