真鍮の止まり木

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淡いか甘酸っぱいか

事あるごとに反芻するのは、「学童」という場所だった。

あそこは、幼い私が好きな女の子と一緒に遊んだ場所であり、一人遊びを学んだ場所でもある。

あそこには、内側の「私」がいる。いつも、あらゆる出来事の「観客」として、そこにいる。

今でも夢に見る所。時々、恐ろしい気持ちが強まると、そこに帰りたいと思うようになる。戯言だ。でも、あそこには、私が夢見る物語性があるのかもしれないなどと考えてしまう。

 

感傷に浸りすぎていると、めちゃくちゃナルシズムの発露をやってる感覚になってくるので、だいぶ恥ずかしい。