真鍮の止まり木

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考えていることリスト①

※備忘録的に残す

 

・創作表現がステレオタイプや社会的スティグマを強化しうるのか

→その可能性はある、と判断するが、明確な論拠は未構築。

 

・モラリティへの関心が高い人、あるいは道徳的な人は非常に巧みにインモラルな作品を描くことができる、というのは説得力を持った言説と言えるか。言える場合、同じロジックを用いて、「富める者は貧困問題を巧みに描写することができる」と言えるか

→前半部分については、そうだと「言える」。そもそもインモラルな作品を創る際には、「何がインモラルな行為であると言えるか」を理解しておく必要があるため。それは、「何がモラルある行為と言えるか」と表裏一体の問いでもある。

 後半部分に関しては、論理の飛躍を感じる。

 

 なんで私がこれほど「インモラリティとは何か」、「モラリティとは何か」について考えているのかというと、簡単に言えば、私がインモラルな創作作品が好みだからです。そういった作品を好むからこそ、「自分の『好き』が誰かを傷つけはしないか」ということに対して、常に注意を払っておきたいのです。